江青日誌

夢は野山を駆け巡る

Developer 1.0とは

デブサミのキャッチをDeveloper 2.0(以下D2)にしようか悩んでいたとき、これで行くならばid:amapyonさんにバージョン定義が必要だと言われました。ありがたいことです。そこで、私なりにD1とD2を考えて見ました。

  • Developer 1.0
    • アプリケーションを1本書けるようになった人
    • プロジェクトの中で、自分の果たすべき役割を理解している人
    • 自分の仕事を人に説明する能力がある人
  • Developer 2.0
    • 自分の力を最大限発揮し、かつチームのために最善を尽くす人であること(プロ野球選手のように)
    • 年齢、性別、国境、民族を越えて、コードの元に平等であるという志向を持っている人
    • 自分の考えを発信する勇気と場所を持ち、レビューの結果を受け入れる寛容さを持っている人
    • 新しいテクノロジーに対して貪欲であることと同時に、現実の適用について判断力を持っている人
    • ソフトウェア開発を通じて、社会に貢献する志を持っている人
    • コストと品質に対して物差しを持っている人。
    • ビジネスを生み出すインフラを作っているという誇りを持っている人

レビューを請うた皆さんの反応を見ると、D1は問題ないのですが、D2になるとプチ百花騒乱状態になります。Developer 2.0に対するイメージが違うことは、とても興味深く思いました。はじめは整合性を取ろうとすごく悩んだのですが、これを逆手に取ったほうがいいのかもしれないと思いはじめたところ、平鍋さんからセッションの御申し出が。そんなわけで、こちら側でバージョン定義をすることも考えたのですが、平鍋さんにバトンを御渡しすることにしました。
今は、10月。これから、JavaOneもあるし、私の周りで言うと、PASSJ Conference with VSUGもあります。でも、もう、2/9〜10のデブサミもしっかり始まっていて、大きく動き出たことを感じさせる今日この頃です。