江青日誌

夢は野山を駆け巡る

空海夜話

空海中沢新一神田山陽という、私が今大好きなひとばかりがなぜか出ている講演会に行く。終始うっとりモード。
神田山陽さんが、「僕にとって空海は遠い」と言っているのに対し、中沢新一夢枕獏はまるで知人のように空海のことを、かなりの確信と共同意識をもって話をしているのが面白かった。私も空海さんは、大好きになりたいけど遠い人なので、なんとなく山陽さんの気持ちはわかる。
しかし、宗教界が語る空海中沢新一の語る空海とでは、中沢新一の方が、ぐっと分かりやすい。それは、人にわかってもらおうと思っているか否かの差なのか…。
白い夜だった