江青日誌

夢は野山を駆け巡る

御大切

ロミオとジュリエット」を日本で初演するとき、「愛」という言葉がまだ標準化されていなく、何を持って「I love you」を表現すればいいか翻訳者は悩み、「御大切」という言葉で脚本を書いたそうです。愛ってなにさ、って言う時に、相手を大切に思うこと、というこそばゆいけどシンプルな法則に感動しました。
私は特定の人を期待すると、なんでも言い過ぎてしまう傾向があるみたいです。今日、受け取り手がそう受け取っていないことを先輩に指摘されました。私的には、期待しているから、御大切だから、裏であれこれ言うのは卑怯だから、面と向かって言ったのですが、言い方とか、こちらのインテリジェンスのなさとか、説明不測とか、私の役不足力不足だとか、送り手側の問題でほとんど逆効果だったみたいです。落ち込む隙がないぐらいの断絶された世界が展開されていました。ふうう、目が回る。精進が足りない。反省。