江青日誌

夢は野山を駆け巡る

オブラブで感じたこと

先週のオブラブで感じたこと。例によって、途中退場を余儀なくされてしまったのですが、十分に実りある時間でした。

  • 平鍋さんは経営者に

今回の基調講演の話は、断片的にRubyKaigiでもプレゼンをされていましたが、まとまった話として聞くのは初めて。平鍋さんの話は「市場」と「実業」と「IT」の相関関係の変化を、解きほぐすお話でした。残念ながら、デブサミ2007でこういった話があったら、「ビジネスはデベロッパーが刺激する」というキャッチコピーが、もっと世の中に浸透していたと思う。自分達の表現力の弱さにがーんと落ち込むとともに、やっと「ウェブ進化論」なみのゆるさではない形で、解きほぐしてくれる人が出てきたと思った。そして、今の世の中における、ITの資本投下とビジネスバランスが、市場に投下してみないとわからない、、、という加減が良く表現されていた話だと思う。
ただし、デブサミ2007で、デベロッパーはビジネスには興味が無く、プロジェクトには興味があるというアンケート結果を突きつけられました。よって、この話がどれだけオブラブ受講者に面白いと思ってもらえたか、ある意味すごく興味があります。

  • 江渡さんの話はシビレタ

江渡さん。。。
長い話を聞いたのは初めてです。ライトニングトークとか、ある講演の中の一パートでしかお話を聞いたことがありませんでした。そして、江渡さんのサイトや論文を読んでもわかりにくくて、きっと、別のチャネルで話を聞くとすごく面白い人なんだろうなと思っていたのですが、やっと角谷さんのおかげで長い話を聞けました。感謝!
江渡さんの話は、コンピュータの歴史から今を見る話だったわけですが、リアルタイムにその時期を知っているものとしては、HyperCardを触ったときのわくわく感や、インターネットが出てきたとき、Wikiの危うさと自由な感じなどなど、時系列で思い出しました。そのたびごとに、びっくりしながら、そして、楽しんでコンピュータと向き合ってきた自分と、その裏側の英知を結び付けてくれたセッションで、とても勇気付けられました。江渡さん、かっこいいなあ。。。。

  • 和田さんと角田さんのセッション

残念ながら三羽烏の2人目で退場を余儀なくされたのですが、お二人とも話がうまい!和田さんは親背になられて若返っていました。そして、人の気持ちを引き出すのが相変わらずうまい人だなあと思いました。、角田さんは前のオブラブより全然お話が滑らかで、さらに面白くパワーアップしていました。
やられました

  • そして、ふと思ったこと

人間って孤独だと生きていけないのか?
結婚生活はペアプロ
引き続きぼーっと考える