江青日誌

夢は野山を駆け巡る

辛さんの焼く焼肉


中目黒の虎の穴の本店じゃない方に、友人のせるじおさんに連れて行ってもらったのが、去年のたしか9月。その時、店長の辛さんが自らお肉を焼いてくれてもてなしてくれました。その焼肉のおいしいことおいしいこと、脳天パンチでした。今まで食べてきた肉とこの肉の違いはなんだろうと、本当にびっくり。。。。
あまりにびっくりして、1週間以内にもう1回行った気がします。2回目は、彼ではなくスタッフの人が焼いてくれました。材料がいいので誰が焼いてもそれなりにおいしいのだけど、彼のような味にはならりませんでした。人の焼き方で、これだけ味が違うのかも彼によって教えてもらいました。
辛さんの食べ物を一番おいしく出す腕と、人をもてなす気遣いの細やかさが本当に好きでした。突然、1月末でやめるというメールをもらい、あわてて食べに行きました。風邪を引いている私のために、特性にんにくスープを作ってくれて待っていてくれました。これで、完璧に風邪が治った気がします。
そんなすごい腕を持った人が辞めてしまうなんて本当に残念なんですけど、彼の決断です。焼肉をこれだけ極めた人なので、これからの彼の人生もきっと豊かなものになると信じています。そして、残ったスタッフの人が、辛さんぐらいおいしく焼肉が焼けるようになることを願っています。
いずれにせよ、気の置けない仲間とおいしいものを食べる時間は、何よりも楽しい時間です。1月は具合が悪かったのですが、それを気遣ってくれた上で、食事に付き合ってくれた友人達に感謝です。