江青日誌

夢は野山を駆け巡る

先週末に実施したフロアのレイアウト変更で思ったこと

会社のレイアウト変更隊長の一部をここ数年任されていています。この特権を利用して、いっそのこと、一端チャラにしてレイアウトを組み替えたかったのですが、諸般の事情により、いろいろ出た要望の中で「コピー機を中心に持ってきてほしい」「社内の打ち合わせスペースを増やしてほしい」「通りやすくしてほしい」この3つを変更することにしました。その結果、他の人と少し距離を置き、偉そうな席に座っていた私の机の場所を解体し、スペースを確保し、私もスタッフのみんなと同じ並びに座ることになりました。この席替え後の席を、変な顔で見る人もいないではないのですが、これでいいと思っています。
設立当初のサンブリッチさんにお邪魔した時に、当時の社長であるアレン・マイナーさんが、個室でもなく、一人の島を作るでもなく、社員の方と同じ形で連なった机で、お仕事されている姿に痛く感動しました。今属している組織は、社内ベンチャーみたいな部署。会社にはこの時期、レイアウト変更でお金をかけるのは申し訳なかったのですが、新しいビジネスを立ち上げて成功するために、もっと話しやすく、一体感が出るようなレイアウトにできるといいなと思っていたので、出来栄えにそれなりに満足しています。
席替えで見える世界が変わって、少し新鮮な面持ちです。全体のレイアウトはほぼこれで固まりましたが、まだ、私の荷物は片付いておらず、おまけに戦友のぬいぐるみと植木鉢たちの居場所も決まっていません。でも、すがすがしい気持ちがします。席替えで一番すっきりしたのは、私の気持ちかもしれません。