江青日誌

夢は野山を駆け巡る

大橋歩展とお伊勢参り


そんなつもりはないのですが、すっかり、旅日記になりつつある私のブログ(苦笑。大好きな大橋歩さんが三重県立武術館で展覧会を開かれるということで、彼に背中を押してもらい、結婚依頼初めての一人旅に出かけてみました。
4時過ぎに美術館入りした私に待っていたのは、「5時閉館ですので宜しくお願いします」の係員さんの連呼(苦笑。こういうの接客業をやっている身としては参考になりますね(苦笑。
大橋歩さんを知っている人は、「平凡パンチ」の表紙のイラストか「アルネ」かどちらかの印象ではないでしょうか?「平凡パンチ」と言えば、鳴り物入りで今のマガジンハウスが1964年に創刊した男性誌。当時の男性のファッション/世相/若者の欲望が向く事柄の最先端を扱っていた週刊誌です。展覧会では、平凡パンチの表紙の原画と印刷された雑誌の表紙がすべて飾られていました。私自身は、「アルネ」からのファンなので、「平凡パンチ」のイラストをはじめて見ました。それまで、今の彼女の画風と平凡パンチのイメージがどうも一致していませんでした。赤ちゃんを育てながら描いていた「平凡パンチ」時代、母性が出ないようにユニセックスに心がけたと何かのインタビューに書かれていた事を思い出しました。今のイラストの方が、個人的には大好きですが、初期の頃の硬い(というか蒼い?)ちょっと世の中をはすに見ているようなイラストから現在までの作品を見、仕事や生活に好奇心とこだわりを持ち、真剣に戦ってきた彼女の歴史を、見させていただきました。
晩御飯は、津で有名な洋食屋「中津軒」で名物のメアベアを頂きました。ハヤシライスの具に目玉焼きが乗っているのです。美味!でも、一人だと、いろいろ食べられないのか残念。
次の日は、伊勢参りに久しぶりに出かけました。やっぱり、伊勢神宮はいいですねー。奈良時代から続く、太陽と緑のテーマパーク。心が洗われます。式年遷宮宇治橋の渡始式が11/3に迫っています。きれいな仕事で出来た橋が、ひっそりとその時を待っていました。
また、大学駅伝がちょうど行われていてゴールが内宮。レンタサイクルで走った道は、ちょうどコースとかぶっていたため、灯篭と駅伝の旗で彩られ、とてもきれいでした。そんなわけで、しっかり心癒されて帰ってまいりました。明日からまたねじを巻いて現実と戦います!