江青日誌

夢は野山を駆け巡る

流山遠征記


私は、彼のお父様が亡くなってからお付き合いが始まったため、お会いしたことがありません。一度お会いしてみたかったなあと、在りし日の逸話を聴かせていただく度に思います。
お彼岸なので、お父様にゆかりのあることをしたいと思い、今はだれも住んでいない、お父様の実家に行ってみました。つくばエクスプレスにのり、流山おおたかの森駅で下車。そこからてろてろ歩いて30分ぐらいでしょうか?
流山は「秋葉原から電車で20分で森がある街」をコンセプトに絶賛売り出し中らしく、つくばエクスプレスができてから4年半で、1万人人口が増えたそうです。森や農地が至る所にあり、コンビニやスーパーや銀行など、都市にある施設は見当たらず、まだまだ、都心とは別世界の空間が広がっていました。
肝心のお家は、ほっこりと、千葉県管轄の森の隣に建っていました。庭には枇杷がたわわに実を付けていました。家をリフォームするなり、建て直すなりして、ここに住むのもいいねと言いながら、都心に戻ってきました。
写真は、大事にされていたという庭。住みてのいなくなった庭は、植物たちが、自分の気持の赴くままに、成長していました。