江青日誌

夢は野山を駆け巡る

希望学のインタビューを受けました

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先日、東洋大学の学生さんによるゼミのインタビューを受けました。数年前に、私の生まれ故郷、岩手県釜石市を題材に、東大の社会学研究所が、希望学の大規模アンケート調査*1を行ないました。釜石は、町の発展と衰退が短時間に訪れた珍しい地域であることが、選ばれた理由とのこと。そう言われてみると、私の生まれた1960年代から町は衰退していく一方でした。今の日本を先取りしたような感じもします。
その調査に携わった西野淑美先生が、今度はご自身の教えていらっしゃる東洋大学社会学部のゼミで、釜石出身で東京在住の人に、聞き取り調査をなさるということで、高校の同窓会から協力要請の連絡があり、インタビューに応じることになりました。当日は、学生さんお二人と先生で、見えられたのですが、話しやすい雰囲気づくりをして下さって、ありがたかったです。結果的に、釜石をキーワードに自分の人生を振り返ることとなり、私は私で、お話させていただくことで何だかすっきりしました(苦笑)
インタビューの中で「釜石に期待したいことはなんですか?」ということを聞かれました。日本全体を見渡すと、日本国内に生産拠点を置くよりも、中国など海外展開の時代になっています。それなのに、釜石の人たちは、(特に私より上の年配者に多いように思いますが)まだ、大規模な企業誘致や行政に目が行きがち、昔はよかった的な視線に行きがちのように思います。過去は雇用を生まないのです!!!それを強く思って欲しい!
今の釜石にも誇れるものがたくさんあります。釜石シーウェイブスを筆頭に、日本で始めてチョウザメの養殖から商品化に成功したり*2、瞬く間に有名になった中村屋の海宝漬、知る人ぞ知る美味しいお水仙人秘水など、最盛期より人口が半分に減っても、自分たちで自分たちの価値を作り出しています。それが私にとっての故郷の誇りです。
幼少期の私にとっての釜石の最大の魅力は、田舎だけれど人の流動化があり、海外から、日本国内から、知性がある人が移り住んで来てくれる、訪ねてくれる町であったことです。それがこれからも続くことそれこそが、私の願いだということを、このインタビューを通じて認識しました。そのために今自分ができることが何か良くわかりませんが、考える機会を与えていただきました。ふるさとを熱く思った夜でした。