江青日誌

夢は野山を駆け巡る

Google Apps Conferenceを開催しました

7/30にGoogle Apps Conferenceと題したイベントを行いました。この名前で弊社がイベントを出来るのは、今回が最初で最後だと思います。講演をお願いした、東急ハンズの長谷川さんが面白いこと言ってました。「昔、銀行ができたときに、お金を預けるのが怖いと人は思ったはずである。でも、今は銀行に預ける方が安心だと一般的に思われる時代になっている。その論理で、データはグーグルさんなどクラウド業者に任せていいのではないか?その代わり、クラウド環境提供者は、社会のインフラを提供しているという高い志を持ち続けて欲しい」と。今のクラウドのムーブメントを冷静に見つつ、もう2年もサービスを運用している人だからこそ言える言葉だなと思いました。
さて、本イベントは、弊社グループ上げてのイベントでもありました。そんなイベントをやるのも仕切るのも初めてで、少々気を使いました。(もしかして、関係者の人は、私が大きな顔をしてやっているのでそうは思わなかったかもしれませんけれども・・・・(www)関わって頂いたグループのみなさんが、気持ちのいい人たちばかりで、やってみると、たまにはこういうのいいなと思いました。
個人的には、イベントの仕事は、好きじゃないとずっと思っていました。前の準備よりも、当日乗り切り力がモノを言うと思っておりました。ただ、組込みソフトウェア・モデリングフォーラムと Google Apps Conferenceという、2つイベントを担当させていただいたことで、仮説を立てて、その仮説にむけて、当日に向けて、出てくる問題をつぶしながら、仲間と共に細い穴に飛び込んでいく感覚を持つことが出来ました。
イベント前日までは、これでいいのかと深く悩むこともありました。低予算のため自分たちでやることも細々と色々増えました。様々な作業を自分でやることでみえてきたこともありました。けれど、仲間と共に不安なところを潰していくことで、当日のエンヤコラがどれだけ減るのかも知りました。
仮説があたった時、仕事をやっていてよかったと本当に思います。そういう感覚をこの二つのイベントは教えてくれました。もちろん、反省すべきところは多々あります。ご迷惑をおかけしたこともたくさんあったと思います。
本のイベントをやろうと言っていただいたお陰で、この2つのイベントをやることが出来ました。チャンスを頂いたことに、感謝です。
モノを作る楽しさ、苦しさ、仲間の大事さを教えてくれた2つのイベントでした。イベント嫌いも治ったかもしれません(苦笑。この場を借りて、一緒に携わった仲間のお陰でここまで来れたことにお礼を言いたいと思います。

Google Apps完全ガイド

Google Apps完全ガイド