江青日誌

夢は野山を駆け巡る

アマゾンに「浜千鳥」と「仙人秘水」を!プロジェクトやってます


今回は、GWを早めに休みに入らせてもらいました。4/14に、自分がGWで何が出来るか考えたくて、0泊2日で釜石〜大槌までの街を見て回りました。空爆が落ちたかのような瓦礫の風景が、パノラマで続いていました。テレビやネットで見ていて、ある程度想像が出来ていたとはいえ、絶句しました。なにより一番ショックだったのは、釜石の町を歩いている人の顔が、暗いことでした。この中で、自分が何が出来るだろうかと考えました。避難所には物資が届いていることが確認できたので、次のフェーズとして働く場所を作ることが、大事なのではないかと思いました。落ち込んでいても仕事があれば、人間気も紛れるのではないかと思ったのです。
同じ頃「釜石のお酒を飲む会」を東京で企画したら復興支援で東京の方が買ってくださるのではないかと、Twitterでつぶやいた所、拾ってくださる方がいらっしゃいました。両親に相談したところ、普段からお付き合いのあった上中島の藤井酒店さんから送って頂けるように話をまとめてくれました。藤井酒店さんは、津波が全く来なかった地区にお店があるのですが、主なお取引先が釜石の繁華街の飲み屋さんだったため、全部被災してしまって販売する先が無くなってしまったとのこと。お互いのニーズがマッチしたため、釜石のお酒「浜千鳥」を、釜石以外の人達に買って頂けるようにしようプロジェクトを、藤井酒店さんと開始することになりました。お陰さまで、ありがたいことに、口伝えで復興支援の飲み会企画やお使い物に、ぽつりぽつりと注文をいただけるようになりました。
この間、藤井酒店さんは、メールアドレスがなく、ワタシに所に来たお客様からのメールでの注文を、ファックスを送って処理するという日々でした。藤井酒店さんは今まで、サザエさんのところの三河屋さんのように、毎日お店を回って注文をいただいていたビジネスモデルだったと思われます。今回のことをきっかけに、ネットビジネスへの足を踏み入れたわけです。戸惑いながらも、でも、見よう見まねでちゃんとコツをはじめから掴んで、メールをお客様に送ってくださいました。また、買ってくださった方に、釜石市長からのお礼の手紙入りで注文の品を送って下さっていました。感動したとメールを買ってくださった方から頂きました。そういうアイディアをとっさに思いつき、交渉して納品時に入れてくださるって、ステキだなーと思いました。
その上で、やはりゆくゆくは、私を介さずに受注〜発送〜集金プロセスを行っていくことを目標にするとなると、アマゾンに出品するのがよかろうということになり、釜石商工会議所の方に協力をいただきながら、現在、出品申請を行っております。GW明けには、アマゾンで「浜千鳥」や「仙人秘水」が買えるようになっているかもです!ちなみに、アマゾンは、被災地からの出品料は、2年間無料ですって、太っ腹です!
今までメールのやり取りだけだった藤井さんご夫婦に、今日はじめてお会いし、今までのやりとりのふりかえりと、今後のタスクについて意見交換しつつ、Twitterを使っての集客活動のやり方を教えたりと、、、、盛り沢山な打ち合わせを行いました。お二人は、目を白黒させながら、でも、必死についていこうと意欲的でした。その姿を見て、自分のできることであれば、是非力になりたいと思いました。そんなわけで、藤井酒店専属、TwitterFacebookページ+アマゾン出品を手がけて回す、ビジネス支援ボランティアをやっております(w。今も、Facebookページをシコシコ作ってました。なんとかお二人が、ITのお道具を使えるようになるまで、お手伝いしたいと思います。そして、釜石の経済のお役にちょこっとでも役に立てるように、フォローしていきたいと思います。