江青日誌

夢は野山を駆け巡る

奥日光ハイキングの旅

一昨年、両家の両親と7月の連休に奥日光湯元(湯ノ湖畔)に行った時、とても涼しかったことを感激とともに覚えていました。それから夏が来ると、奥日光で暮らせたらと毎日思いながら会社に通ってました。そんなわけで、隊長に無理を言って避暑に出かけました。日光が標高600m、中禅寺湖が1200m、湯ノ湖が1450m。この標高差が涼を呼ぶわけなんですね
貯めていた楽天ポイントで宿を予約し、 隊長に運転してもらうのも申し訳なかったので、 往復「湯けむり号」という、池袋から提携ホテルまで運んでくれるバスでの旅にしました。バスは苦手なのですが、安く上げる&乗り換えを少なくするという意味では、次回、行くのであれば「湯けむり号」で行ってみたいとずっと思っていました。車をもっていない年配層がメインターゲットであるらしく、我々でも歳が一番若い方でした。日本で一番人数が多いであろう年代で、かつ、安く旅行に行きたい、普段あまり接することがないクラスタの人たち。世間を知る勉強を兼ねた移動時間になりました。
バスは、8:30 池袋集合 9:00 出発。途中、佐野のサービスエリアでトイレ休憩。湯けむり号の親会社がやっている日光の「表参道」というドライブインで昼食。味は微妙だったw
バスを乗り換え、いよいよ奥日光エリアへ。どんどん、標高が上がり、空気が美味しくなっていくのがわかります。終点のおおるり山荘で解散し、我々は隣の奥日光湯元釜屋の別館のガーデンハウスへ。宿としてのUIは微妙なんですが、お料理は値段の割にそれなりに美味しく、お湯もよく、ホスピタリティもそれなりに感じられて、今まで泊まった日光界隈の宿の中では良かったと思います。お風呂は3箇所あり、たまたま人のいない時間帯だったのでしょうか、大きなお風呂に一人でゆっくり入る贅沢を味わいました。できるだけ、安くていい宿を追求したい私としては、今回はまた行きたい思えるところでした。
1日目はお昼寝して、湯ノ湖を一回り。一周約3キロだそうです。前回ここの湖に一目惚れしてしまったので、お散歩できてとても嬉しかった!あまり人のいない時間だったこともあり、隊長とゆっくり水辺を感じながら深い森の中を一周しました
2日目は、湯ノ湖片側→湯滝→戦場ヶ原→竜頭の滝のコース。湯ノ湖から湯滝までの階段を下がるのが、本当に怖くて怖くて。膝が途中でダメになったらどうしようか、途中で歩けなくなったらどうしようと思っているうちに着いてホッとしました。せっかくの滝を味わう気持ちになる間もなかったことが少し残念。戦場ヶ原は、相変わらず、広くて緑の中を突き進んいくところがたまらなく気持ちよかったです。ハイキングは、ジョギングと違って、みんな様ざなな格好でやっているのも面白くて、人間界、自然界ともに退屈する隙がないのもいいw。竜頭の滝の茶屋で、ビールを買って移動し、滝を見ながらホテルで作ってもらったおにぎりをもぐもぐ。ささやかではあるがおかず付のおにぎり弁当にほっこりした。その後、バスでホテルに帰り、風呂→寝る。パスモは使えないと思ってわざわざおいてきてしまったら、使えて隊長の勝ち!

3日目は、いよいよお江戸に戻る日。朝5時に出発し、湯ノ湖をまた1周してみました。鹿たちが朝ごはん中。でも、我々が近づいたら、逃げて行きました。肝心の朝日は見えず。湯元に戻ってきたら、ワラワラ人が出てきて混雑してきたので、早い時間の散歩は正解でした。
9:30におおるり山荘に集合し、バスで東京へ。と思いきや、「半月山での中禅寺湖を見る」「華厳の滝を見る」があり、観光コースつきでしたw。しらけてしまって、バスで一人ふて寝。その後、東京からのバスが遅れ、45分遅れで出発。羽生インターでトイレ休憩し、池袋についたのが、16:15ぐらいだったでしょうか?それから自宅まで私は荷物を運び、隊長は、実家まで犬を引き取りに。犬達は、まだ、実家で合宿をしていたかったようですが、これで我々の夏の冒険の旅は終わったのでした。

今回の宿:湯元釜屋
http://www.yumorikamaya.com/
戦場ヶ原ハイキングコース
http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/senjogahara/map.pdf