江青日誌

夢は野山を駆け巡る

コンピュータ出版販売研究機構(CPU)の会長に就任することになりました

今でも夢なんじゃないかと思ったりするんですが、マイナビ出版の滝口社長に推挙いただき、4/1からCPUの会長に就任しました。CPUの活動をご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、CPUの設立の経緯を引用させていただきます

コンピュータ出版販売研究機構」は、 1989年11月設立の「コンピュータ出版販売研究会」がスタートとなります。コンピュータ書販売のインフラ作りと販売効率の向上をめざす出版社が集まり 結成されました。
設立当初、書店店頭にはコンピュータ書というジャンルはなく、主に「電子情報」の棚にまとめて置かれていました。急激なパーソナルコンピュータの普 及に合わせて、コンピュータ書の新刊発行点数も圧倒的に増加するという状況の中で、早急に書店店頭でのコンピュータ書の整備の必要に迫られました。
会が真っ先に取り組んだのが、棚分類コードの確立でした。混乱した棚の整理と、誰でもきちんとジャンル別に商品を配列ができるように、関連出版社に 働きかけて、分類コードを理解し採用してもらい、売上スリップに表示することを徹底し、かなりの社にご協力いただきました。(現在約8割の出版社で採用さ れ、業界のスタンダードになっています)全国の書店様また取次社様には、主要都市で説明会を開き、趣旨を理解し有効利用していただけるよう働きかけをしま した。

このような先達の活動のお陰で、書店店頭にコンピュータ書の棚を確立することができました。今読んでも、ありがた過ぎてぐっときます!
コンピュータ書の売上規模やラインナップを見れば、インプレスさんや技術評論社さんから会長をご担当されるのが順当だと思います。それでも長年会長を努めていらっしゃった滝口さんからのご指名とあれば、お断りできるはずもありません。
実は、私、学級委員長とか生徒会長とか、長のつくものってやったことがなく、今回がはじめてなんです(ガクガクブルブル)そして、リアルであった方はよくご存知だと思いますが、口が悪く、出版業界に移動してきて日が浅く、そんな自分自身がこんな役職につくなんてとそれこそ、かなり迷いました。それでも、お引き受けした理由は、先行き不透明な出版業界の中で、情報を得るのも1社より利害を同じくする会社でまとまっていたほうが得やすいことをCPUから教えてもらっていたこと、書店様や取次様より、CPUの活動の成果物である「棚分類コード」「増倍マニュアル」を高く評価してくださっていること、そして何より一番自分がやってみたいこととして、書店営業人材育成を自社だけではなくCPUの枠組みを使って実現したいという思いがありました。
そんなわけで、微力ではありますが、2年間限定でやってみようと思っております!就任したといっても、4-6月は今までの引き継ぎなどあり、実際にCPUの活動で新しくリリースできるのは7月ぐらいからになりそうではありますが、始めたことでどんなことが起きるのか、起こらないのか、今からとても楽しみです。また、CPU活動に対するご提案などあれば、ぜひぜひお聞きしたいのでご連絡をお待ちしてます!どうぞよろしくお願いします!