江青日誌

夢は野山を駆け巡る

2018年のアウトプットまとめ @kohsei

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!私にとっては、まだまだ、引きこもり生活を長くしていたせいか、2018年12月37日目な気分なこともあり、2018年の自分のアウトプットしたことをまとめてみました。書いてみて思ったのは、人は一人で生きるにあらずということ。本当に、2018年おせわになりました。2019年もよろしくおねがいします!

01/13 Regional Scrum Gathering Tokyo Closing KeyNote「あなたの中に世界がある / You are the World」と題した講演を行いました

Scrum Gathering Tokyoは、開催当時から数年間、ご依頼いただいて仕事として立ち上げに関わらせていただいた、思い出あるカンファレンス。年々、いいカンファレンスに変化していっているさまを感じていました。正直、依頼を頂いた時、なぜ?私????という気持ちでいっぱいでした。いつも、お世話になっている、永瀬さん、かわぐちさん、てやまぐさんからの依頼や協力がなければ、きっと何らかの口実を見つけて断っていたと思います。
なんの話をしようかと考えたところ、思い浮かんだのが、RSGTが終わりドアを出た瞬間から、ディズニーランドから出たときのように現実が迫ってくることでした。いろいろな判断をしていくことになることになる皆さんに対して、僭越ながら、ちょっとお姉さんとして、エールを送る話にしたいと思いました(笑。会社が選んだ?、年齢的に?ということを超えて、社会の変革者であることを求められている方々だと思ったので、大変な責務を果たしていただくために、皆さんの中に答えがあることを感じてもらえればと思って話しました。
手書きで、誤字が多く、読みづらくて公表していなかったのですが、今回のことをきっかけに公表します。何かの参考になれば幸いです。また、3/2に一部アレンジして、DevLOVEで「君たちはどう生きるか?」と題し、再演をさせていただきました。

<セッション概要と講演スライド>
今回のRSGT2018、キーノートスピーカーのリチャード・シャリダンの著書『ジョイ・インク』の言葉を引用します

”働いているときも、休んでいるときも、子供の学校にも、教会のコミュニティにも、家族のあいだに、国家に、誰もが喜びを求めている。人間は自身を超えるものを目指し、お互いにつながろうとするように、生まれついている。だからこそ僕たちはチームに参加し、会社に属し、必死に努力を重ねて困難なゴールを共有し、立ち向かう” 

そうそう、あなたが、RSGT2018に来たのはこのためですよね?”喜びに” 向かいたいから、or むかうために、仲間を求め、知見を求め、このカンファレンスならば得られるのではないかと思い、参加されたのだと思ってます。
誰もが自分の人生のリーダーです。
自分で自分を鼓舞しながら、ステージを変えてきた皆さんがどこまで役割を担う人生をえらぶのか、この場でみなさんで考える場になればと思ってます!
speakerdeck.com

感謝!blogを書いてくださった方々
RSGT2018初参加してきた
yo-iida.hatenablog.com


OUT OF THE BOX – 大義のもとに集え!RSGT2018
www.manaslink.com

01/25 コンピュータ出版販売研究機構(CPU)としてコンピュータ書棚分類コードを大規模改定を発表。1/25 @東京、2月に 大阪、福岡で説明会開催

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コンピュータ書って、重いし、よくわからない言葉が多く、そして賞味期限があるものが多い、で、唯一、プロ(ITエンジニアやクリエイター)とコンシューマーの混在する棚ですね。こういう、書店員さんからすると、棚作りに知識を求められるジャンルを扱ってもらいやすくするために、CPUでは、約30年間、棚を作りやすくする、棚分類コードや棚推奨構成を発表してきました。今回、CPU青年団長の技術評論社の野口さんを筆頭に、翔泳社の三穂くん、インプレスの嘉藤さん、SBクリエイティブの高塚さん、マイナビ出版の永野さんが大鉈をふって頂いて、レガシーなコード体系を、生きたコード体系にリニューアルしてくださいました。それを持って三都で勉強会を開催。一番喜ばれたのは、スリップに印刷していた棚分類コードを、表4のバーコードの下に棚分類コード印刷することを推奨したことです。「これで、バイトさんに棚出しを頼める。自分が後から、整えればいい」と言ってくださった方が何人もいらっしゃいました。また、改定を3年に1度どかーんとやるのではなく、見つけたときからアップデートしていくことを決めたことも大きな変化だと思います。野口さんの英断、すばらしい!
CPU棚分類コードは、オープンソースですので、ぜひ、CPU加盟版元様以外も採用いただき、書店員さんの負担軽減と、棚のイキイキ化にご協力いただければと思います

03月 釜石・大槌・遠野ツアーを企画

ずっと来たい来たいと言ってもらっていた市谷夫妻と我々夫婦4人で、レンタカーで三陸を回りました。ポスト震災もそうですが、東北を味わうツアーとして我ながら、良いコースだったと思うので、貼っておきます(笑。

05/13 自宅の車庫でやっている、めっちゃ小さい図書館’箱庭ライブラリ’がマイクロライブラリーアワード 2018を受賞

2012年、引っ越ししました。引っ越しは、震災と関係ない理由からだったのですが、引っ越してみると、地域と家族との関わりを考えるきっかけになりまして、故郷釜石だけではなく、ゆるーく地域の人たちと交流できる場を持ちたいと思って、’箱庭ライブラリ’を私設図書館を立ち上げました。「まちライブラリ」という私設図書館立ち上げ活動を支援しているNPOがあり、そこでマイクロライブラリーサミットというライブラリアンのためのカンファレンスを年1回やっていらっしゃるということで、どんな人達がいらっしゃっているのか物見遊山する目的で、セッション公募に応募したところ、アワード受賞&セッションを持つことになり、立ち上げの経緯と利用状況をまとめたプレゼンをしました
この場自体はとても面白かったのですが、発表の内容が立ち上げの経緯ややっているイベントなどのお話をされる方が多く、利用人数や運用費がどのぐらいかかっているのか、蔵書数、貸出数など、もう少し数値的な発表があると、新しく始める人にとっては参考になるのではと思いました
多分、これを受賞したことがきっかけだと思うのですが、8月に図書館の研究をしているという、韓国の女子大生がアポなしで、取材に来てくれました。お互い母国語しかできない状況でしたが、グーグル翻訳を駆使すれば、ある程度通じることがわかったこともいい経験でした
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マイクロ・ライブラリーサミット2018
http://machi-library.org/event/detail/4053/

05/23 トーハン楽市楽座で「こどもプログラミング書籍のぼうけん」講演

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子どもプログラミング書籍というジャンルは、2016年の義務教育化の閣議決定でできたジャンルで、どう売ったらいいかよくわからないという声が多いということで、トーハン大阪支店主催の書店様向け商談会、楽市楽座において、子どもプログラミング書籍の売り方についてお話させていただきました。
プログラミングと英語が2020年の初等教育で義務教育化されるわけですが、子どもたちにとってこの2つが、未来へのパスポートであると位置づけ、ぜひ、書店の店頭から子どもたちの未来を提案していただきたいという願いを込めて、この資料を作りました。本業の宣伝多めのこのバージョンから手を加え、CPU勉強会で再演したり(6月)、日販通信の記事を書いたり(11月)と、出番の多い講演となりました

06/02 ポプラ社×文化通信主催の北京出版事業視察団参加と旅行記

2018年6月2日から7日まで開催された、ポプラ社×文化通信主催の北京出版事業視察団に参加せていただきました。
台湾×2回、上海×2回、香港×1回、行ったことはあるが、北京は初。2018年の衝撃ベスト1といっても過言ではありません。14億人のバブルと、14億人のイテレーションの速さを感じた旅でした。老いも若きも、どうするかとか考える間もなく、百聞は一見にしかず、物見遊山で出かけられたらイイと思います!ちなみに旅行記は、中国のホテルの部屋にあったメモの紙に書いたもので、日本に帰ってから合う人会う人にプレゼンしてました。電気もパソコンもいらず、エコなプレゼンスタイルで重宝しました。

09/07 「子どもプログラミング書籍品評会」をXP祭りで開催→小学校100校の図書室にこどもプログラミング書籍10点を寄贈することに

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『ルビィのぼうけん』を2016年に刊行したことをきっかけに、小学校の授業を見学させていただいたり、先生方とプログラミング思考教育をどうやって授業に取り入れていくか議論させていただくこと機会を得たことと、書店店頭やネット書店を見ながら考えたことを実証したくて、子どもや親御さん、ITエンジニアの皆さんとともに、子どもプログラミング書籍を見て、読んで語り合う会を実施しました。自分だけだと不安だったので、スタッフとして、てやまぐさん、野村さん、やっとむさんにお手伝いいただきました。当初は3人しか申し込みがなかったのですが結果的に30人の方に参加いただき、いろいろなフィードバックをいただく機会となりました

その後、戦友にこのアイディアを拾って頂き、スポンサーを見つけて頂き、小学校100校の図書室にこどもプログラミング書籍10点を寄贈する事ができました。そして、このプロジェクトは、また別の形で2019年も取り組んでいくことになりそうです。一人でも多くの子どもが「コンピューターってすげー」って言ってもらえるように、取り組んでいきたいと思います。

あとで書く

12/17-21 ルビィのぼうけん著者 リンダ・リウカス 来日ツアー
12/17 CPU Salon #3 紀伊國屋書店直取引勉強会の実施

最後に

この長くてなんの役に立つかわからないエントリーを最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます
とにかく、自分のやりっぱなしで振り返ってこなかったことに、反省。そして、周りの人たちのおかげで、自分だけではできないことを見せていただけた一年だったことにも気がつかされました。てやまぐさん、かわぐちさん、弊社のはせがわくん、そして、やっとむさんに特に感謝したいと思います。本当にありがとうございました!こちしは、まとめて振り返らず、こまめに振り返るろうと、心に誓います。