江青日誌

夢は野山を駆け巡る

こんな感じで考えています〜

  • [挨拶文]

Developers Summit 2005』(以下、デブサミ)を今年度も開催させていただくことになりました。これもひとえに、関係者のみなさまの厚いご指導と励ましのおかげと、心よりお礼申しあげます。

はじめて、デブサミを開催した2003年は、日本のIT業界が景気低迷のなかでもがき苦しんでいた時期のように思えます。ITバブルが崩壊し、再度日本企業は痛手を受け、実際に何を提供すればお客さまの要望に応えられるかといった基本姿勢が見失われていた観がありました。また、オフショアの波のなかで、日本のIT産業のつくり手がいなくなるのではないかという記事が、メディアに取りざたされた時期でもありました。

そのなかで私たちは、技術立国日本の復権に必要なものは、学びの場であると考え、そしてその場を、今の日本ではコミュニティが担っていることを基本として、デブサミの中心テーマとしてきました。

いま、景気に上昇機運が見られるなか、デベロッパーは再び力を取りもどしつつあると私たちは考えています。それは、デベロッパーこそが力を発揮できるエリアを見つけ、そこで得た成果物がお客さまのビジネスを助けることを基本に、「ものづくり」の積み重ねのなかで、結果を出してきているからだと思います。ともすれば、人月単価というかたちで語られることの多かったこの世界で、創造性という別の価値を見つけられるようになってきたのではないでしょうか。

今回のデブサミは、「ものをつくる」という自分の場を見つけた、デベロッパーの方々に登場して