江青日誌

夢は野山を駆け巡る

この頃、四谷琉球の夜定食を食べに行くことが多い。今日もお腹がすいて、23時過ぎにお邪魔したら、琉球民謡を若者たちが練習中。多分、20代中盤の彼らの声は、まっすぐで強い。こぶしを震わせても、声の幅が狭く、一直線。あんまーの声は、丸くていろいろな音が混じっている。声の幅が広い。
声帯は、10代後半から老化するらしい。声がだんだん低くなり、一直線の声は出づらくなる。自然とビブラートがかかってしまうのだ。井上陽水だって、20代と今では、声が全然違う。そういうものなのだ。
耳元で、美男美女ががんがん三線弾きながら歌っているのを聞いて、もうあんな強さを持った声は、出ないんだろうなと思いつつ、店を出た。