江青日誌

夢は野山を駆け巡る

今日も本牧亭に講談を聴きにいく

昨日、山陽さんを聴き逃してしまったので、今日もいく。真打になる前から山陽さんのファン。結構めろめろに好き。聴きながらなんで山陽さんなのか考えてみた。
この人は、圧倒的なスピードで話をぐいぐい進めていく。どこに行くかは本人しか知らない。心を鷲掴みにされたまま、傍若無人なテンポで、話の終わりまで持っていく。それがめちゃめちゃ気持ちいい。でも、やはり、本牧亭のお客さんの前では、そこまでグルーブ感を出さないでお話進めていました(苦笑)
2日間聴いて、他に面白いと思ったのは、鯉風さん、紅さん。そして、トリを勤めた日本講談協会会長の松鯉さんは、本格派講談師って感じで、はやり他の人とちょっと違う。情景が浮かぶのである。昨日は思わず話しを聴いてしんわり泣いてしまった。
しかし、講談。今日は30人ぐらいだっただろうか?なんだか、こんな人数なのがもったいない。そして、熱燗を引っ掛けながら聴きたかったなあと思いました。落語の小屋だと、たまに一升瓶の振る舞い酒があったりするんだけど、こんなに小さいんだからそのぐらいあってもいい気がしました。(お金出してもいいので)