江青日誌

夢は野山を駆け巡る

道東自転車の旅:振り返り:ルートと宿編

そもそも、なぜ北海道に走りに行く事になったのかというと、「私の男」を読んで以来、奥尻島にどうしても行ってみたいと思っていました。津波警報が出た時には、もうあの島には大規模な津波が来ていました。そんな地震が起きてしまったところが、今どうなっているのかに行って見てみたいなあとぼんやり思っていた時に、東京の街を走る自転車ツアーに参加。走る楽しさを再認識し、打ち上げで隊長と北海道を走りに行こうという事になりました。ただ、ルートを組んでみると、空港→奥尻→空港のルートだと、面白みに欠けるというか、日程と当てはめる事がでない事が判明。頭を切り替えて、「同じ道を走らない」「オホーツクを見る」「できるだけ平坦な道を選ぶ」をポイントに、飲み屋のおじさんとガイドブックと相談。女満別空港→網走→屈斜路湖→釧路に抜けるルートにしました。
一番反省しているのは、宿の選定がこれで良かったのかなあという事です。宿は、一泊2食付き5000円を基準に最大でも8000円までに決めています。また、もし食事が着かない場合は、ビジネスホテルで宿を安く上げて、外食するようにしているのですが、今回のルートが、どんぴしゃの観光地に泊まる事になったためか、屈斜路湖畔や能取湖湖畔で、おいしい料理がでてきて気の利いた感じの民宿を探す事が出来ず、結構高く着いてしまいました。まわりに来てよかったと満足できそうな外食産業を探す事も出来なかったので、ビジネスホテルも却下。もちろん、ロケーションやサービス、食べ物のおいしさなどを考えると、とてもとてもよかったのです。ただ、貧乏旅行になれている身としては、これが北海道観光の標準的なサービスと値段なものなのか、他の選択肢は無いのか、次回行く機会があれば、再度考えてみたいものだと思います。
泊まった二つの宿は、さすがに、とても料理がおいしかったです!特に、レークウッド屈斜路湖は、北海道の幸を使った本格的なフランス料理!旅行でフランス料理を食べた事が無かったので、その意外性とおいしさを楽しみました。ただ、二つの宿ともに、北海道のお酒があまり充実していなくて(そもそも、サッポロビール鍛高譚と男山で終わりなのかという話もあるのですが)その辺、もうちょっとがんばっていただけるとうれしいなあと思いました。また、能取湖荘、ホテルレークウッド屈斜路湖ともに、結局、楽天トラベルやYahooトラベルなど、ポータルでの決済ができず、直接宿と予約となり、現金を持ち歩かなければならなくて、かつ、予約のやり取りが煩雑でした。しょうがないんでしょうけどね。
9月の北海道本当においしいものばかりで、お腹はいっぱいなんだけど、あれも食べたいこれも食べたい状態になり、一日70キロぐらいはしっても、逆に太って帰ってきた事を、ここに報告しておきます(w