江青日誌

夢は野山を駆け巡る

夢を託す

今、全社的に第2新卒を採用するプロジェクトを担当しています。今回は、弊社始まって以来の応募数!ありがたいことです。
私の今の会社に対する夢は、100年後も岩波書店や研究社のように、当たり前に世の中に役に立つコンテンツを出し続けている会社であって欲しいということです。当然、会社が会社として成立することが目的ではありません。また、出版業のありかたも今とは全くかけ離れた感じで変わっていくでしょう。言いたいことは、我々が100年後もお客様の役に立つコンテンツを作り続けており、そのコンテンツがビジネスとして成立していること、、、、そして、欲を言えば、100年後も、どこよりも、役に立つコンテンツを出し続ける会社であること、、、を夢見ています。
それが私の仕事に対する夢だとすれば、面接は、夢を託す人に出会えるかどうかの場です。年間多いときで50人ぐらい面接をしますが、毎回面接をするたびに、「10年後、どんな自分でいたいですか?」と質問をします。自分の目の前のことをこなすだけではなく、自分の人生の時間をとらまえて考えている人に入ってきて欲しいので、絶対聞きます。そのときに、ちょっとだけ面接を超えて、素になる人がいます。その時に話される言葉が、ぐっとくる奴は信頼できるし、採りだと思っています。
私は、この会社に入ったことで、人生が豊かになりました。チャンスをもらいました。人間として少しましになったのは、この会社のおかげだと思っています。もちろん、この会社のよくないところも一杯あるし、がっかりすることもあります。でも、会社に恩を返したい。夢を託したい、、、そんな気持ちで、面接しています。