江青日誌

夢は野山を駆け巡る

熊野古道

熊野古道 (岩波新書)
夏に高野山に行きました。なぜ、紀伊半島に中央政権と結びつきながら、あたかも別勢力というか、治外法権な場所ができたのか、そしてそれが聖地たりえたのか、とても疑問に思っていました。
確かに、東京から徳島までフェリーの旅をしたときに見た、紀伊半島は、神々しく荒々しい風景ではありましたが、今でも自然奥深い熊野に対し、何を信仰の対象として熊野詣をしていたのか知りたくて、この本を読みました。
でも、答えはよくわかりませんでした。本を読むよりも、その場に行けという事なんでしょうか(苦笑)