江青日誌

夢は野山を駆け巡る

空海曼荼羅

空海曼陀羅
いろいろな人が空海について書いたものをまとめた本。寸止めでまとまっているので、先を読みたくなるのがにくい。
私にとって空海は、今一番気になる人。本を読むたびに、どんな人だったのかはてなが広がっていきます。歴史上の人物に対してこういう感情を持つのがいいのか悪いのかわかりませんが、すごいいい人だったか、すごいやな奴だったのか、この際はっきりしたいと思って、自分なりに本を読んだり、学校に通ったりして調べています。
空海入門書としては、この本は今までで一番私にはぐっと想像が近くなった印象を与えてくれました。宗教的見地と日本史的検証と文学的見地と入り混じっていていて、この本さえ読んでいれば、高野山に行かなくてもよかったかもしれないと思いました。が、しかし、この本を理解出来るようになるまでに、高野山に行ったのかもしれません。