江青日誌

夢は野山を駆け巡る

マウイマラソンに参加しました








2011/9/18に開催されたマウイマラソンに参加しました。
そもそも、走り始めたのは、愛犬きなこを飼い始め散歩を始めたところ、もくもくと走っている人が多いことにびっくりし、その話を周りにすると、走っている友人が多い事多い事。走っている人がみなとても楽しそうに走っていることを話すのでした。そして、仕事で東京マラソン事務局の方に講演して頂き、大会運営の裏側に興味を持ちったことも大きかったように思います。実際に走ってみると、ストレス解消にとってもいいように思いました。細かい事にくよくよしなくなれる気がして(笑)
さて、きなこの散歩時に走り始めるようになって数ヶ月たった時に、マウイマラソンを走って帰ってきた秋野暢子がテレビに出ているのを見、デブサミが本格的に忙しくなる前で、コースが平坦で島好きの私にピッタリだと思い、マウイマラソンを初マラソンとすることに決めました。とはいえ、自分で走っているだけでは、きっと、途中でやめてしまうかもしれない思い、VSUGの運営委員会でみんなで行こうと提案し、ランナーの先輩達に声をかけ、マウイマラソンにみんなで行くことになりました。多分、当初の予想のとおり私1人だったら、練習は続かなかったでしょうし、マウイマラソンに出れなかったと思います。
申し込んでから震災がおき、ボランティアと仕事の両立で、なかなか練習に時間が取れませんでした。仕事もなかなかヘビーで行くことをやめようかと直前まで迷ったのですが、社長からせっかくの機会だから行って来いと声をかけてもらい、行くことにしました。申し込んだのが2月、行くことを本当に決めたのが、9月頭でした。
マウイ島についてからも、出るかどうか迷っていました。そんな中でフルの前日に5kのファンランがあり、先ずはこれに出てみたらと勧めてもらい出てみたところ、久しぶりに体が軽い感じで走れました。参加している人たちが思い思いに楽しそうで、マウイ島の景色はキレイで…シアワセな気持ちのままゴールできました。この時、もしかしてフル行けるかもしれないと思い、走ることを決めました。本当に往生際が悪くて、周りの方にはご迷惑をかけっぱなしの旅だったなあと書きながら反省中しておりますw
結果、ゴールは出来たものの、7時間40分もかかってしまいました(笑)ハーフまでは走れたのですが、23キロ過ぎから全く膝が動かなくなってしまって、残り20キロひたすら歩きました。走る人の中では1番遅く、歩く人の中では1番早いグループにいたのですが、歩き始めてからはほぼ1人旅で、沿道の声援は全くなく、立て看板は撤去され始め、気温はどんどん上がり、給水所は片づけモードの中、Twitterで応援してくれる方々がいたことが、モチベーションを保つ術でした(涙)応援呟きありがとうございました!ゴールの手前からラン仲間の原水さん、坂井さんが金子さんが待っていてくれました。仲間の顔が見れて嬉しかったなー!
野口みずきは「走った距離は裏切らない」とアテネオリンピックの金メダルインタビューの時に言ったそうです。マラソンって、マラソンの日までにどんな準備をするかで、ほぼ結果が決まってしまっているんだなあとしみじみ思いました。練習する時間を生活の中にどういれられるか、仕事と生活と練習の兼ね合いをどうつけられるか、それにつきるなあと。また、フルを走り終わった後の筋肉痛休暇のことを考えると、職場や家族の理解も大事だと思いました。
一緒に行った原水さん、奥津さん、坂井さん、金子さん、尾張さんには、本当にお世話になりました。奥津さんは、我々に美味しいご飯を毎回作ってくれただけでなく、運転手をかってくれて、本当に手厚く走る人達をサポートして頂きました。原水さんには、ホテル飛行機の手配と練習の助言、知らなかったのですが、ゴールのUST中継をして頂いていたようです。坂井さんが、ファンランをさそってくれなかったら、フルのスタートラインに立ってませんでした。きっと。また、同級生というのは有難いもので、最近Facebookで繋がった高橋隆くんには、練習方法のアドバイスをもらいました。こういう方々の支えがあっての旅でした。
今回は自分的には40点です。次回、もし、マラソンにチャレンジすることがあったら、ゴールするだけではく、完走したいものだと思いました。そして、今回ほど周りに迷惑をかけなくてもいけるように計画を立てて体を作ってのぞみたいです。
マウイ島は、マラソンだけで終わりそうですが、とてもキレイな島でした。体はクタクタですが、仲間の優しさとマウイの美しさに癒された旅になりました。