江青日誌

夢は野山を駆け巡る

上海にて

仕事で初めて、上海にきてます。台湾、香港は行ったことがありますが、大陸は初めてです。チキンなワタシは、日本が戦争をした国を避けて生きてきました。(とはいえ、パールハーバーには諸般の理由で行ったことあります・・・)
この国に来て思うことは、なんでこの国と戦争をしたのかということです。勝てると思ったのでしょうか?確かに、当時の中国は清王朝末期でヨワヨワだったし、列国が大挙して攻め攻めの状況で、仕掛けざるを得なかったと思うのですが・・・。今の時代に生まれたからそう思うことなのかもしれません。とにかく、日本は、アメリカと中国の間にある国だという当たり前の事実を、滞在中深く思いました。
出張は、誘って頂いた原田さんの紳士でオープンマインドなホストに守られ、また、永瀬さんという頼りがあるルームメイトに恵まれて、大いなる刺激と、次に繋がるネタと人の縁を得ることが出来たように思います。Agile Conference第一回目を送り出したあゆみちゃんとも時間を過ごせたのもうれしかったです。自分の会社をスクラムのチームにしている名古屋の社長さん、川路さんには、ガッツを感じたなあ。全体的に。
カンファレンス会場の近所とチラリと観光地を散歩しただけですが、上海には暮らせるなあと思いました。中国語も英語もできませんが、普通に暮らせそうな根拠のない自信が沸き上がりましたw
ただ、ネットワークだけはいかんともし難い。目の前でiPhoneiPadmacbookを使っている若者たちと、TwitterFacebookを使って連絡を取り合えないことに、感覚が最後まで 慣れなかった。国境より言葉の壁よりも深い断絶を感じました。とはいえ、日本のスピーカーで濃い人達は、中国でも絶対に通じる!是非話して欲しいと思いました。プレゼン、いけますよ、絶対。
地球上のアジアの中の日本の中のワタクシを意識した旅でした。今日、東京に戻ります!