江青日誌

夢は野山を駆け巡る

松下資料館見学

自分の覚書。松下幸之助に興味を持ったのは、入門ビジネス・コーチング―「一方通行」指導から「双方向」コミュニケーションヘを読んだからでした。前も書きましたが、コーチングって胡散臭いと思っていたところに、松下村塾の卒業生である著者が語る松下幸之助の言葉を読み、ここに真実があると思ったのです。その後、名著道をひらくを読み、心の底から震えました。こんなすごい人だったんだなんて。こんなことを考えている人が、松下を作った人だなんて。というわけで、どうしても、松下幸之助が、どんな声をしていて、どんな身体性を持っていて、立ち振る舞いがどういう人だったのか感じたくて、今回旅の最後に組み込んだ次第です。土光さんや盛田さんは、テレビで拝見する機会や、筆跡を拝見する機会があったのですが、松下幸之助さんには、残念ながらなかったもので。一人でも行くつもりだったのですが、id:habuakihiroさんと大阪飲み仲間のぱしりさんが手を上げてくれて。結果的に一人で行かなくてよかった。別に3人で何の話しをしたわけではないのですが、場の共有感がありました。
松下幸之助の足跡と残っている彼のビデオテープを見、聞いて、本当に天才だと思いました。多分、今まで見た人の中で一番仕事に厳しい人だったんだのではないか、体が小さい人だったんだなというのが、私が感じた声からの感想。その身体性から発せられる、仕事に対して真摯さと厳しい言葉を聞いて、あたしゃまだまだあまちゃんだと、自分に対して恥を知れと思いました。
とにかく、行って良かったです。どんな人にも人には持って生まれた天分があるというのが、松下幸之助の言葉。誰と比べるわけでもなく、私なりに社会に貢献できるように精進します!それを誓った時間でした。
道をひらく