昨日は、デブサミ2010サブリミナルイベントで前説を担当させて頂きました。前説なのに、遅刻してしまってドキドキしていたのですが(本当にすみません!)、会場に入ると、ヨシオリくんと川口さんはじめスタッフの方がニコニコ座っている以外は数人の方がいるだけ(汗。月曜日の18:30〜は、人がなかなか集まりづらい時間らしく、最後は20人以上居たと思うのですが、人がそこそこ集まるまで、のんびりビールを飲みながら、自己紹介をしたりまったりした時間がありました。こういう時間って職業柄「時間通りじゃないと困るじゃないか!」的なクレームをすぐ思い浮かんでしまうのですが、参加されている皆さんが、全然ゆったり待っているのが、とても新鮮でした。「デブサミ知らない人いますか?」とお尋ねしたところ、デブサミを知らない人が居なかったのですね。それも驚きでした。
さて、デブサミ2010のテーマ「世界は変わった。開発の現場はどうか?」は、私からすると「不況だけどみんな元気でやっている?」的な問いでした。ふたを開けてみると、志を持った人達が、当日たくさんたくさん来ていただいたんだと思います。それは会期中とその後の、Twitterのあの呟きを見れば明らかです。
また、アンケート集計してみたら、セッション満足度と1セッションの平均来場者が過去最高となりました。「志を持っている人が話すらしい」→「受講者が事前登録する」→「参加してTwitterでつぶやく」→「Twitterを見て来たくなった人が参加する」→「Twitterでつぶやく」的な循環が出来たことが、この結果になったのだと思います。すばらしい、循環でした。Twitter恐るべしと思った瞬間でした。
デブサミ2010の講演の中で、id:papanda0806 さんとヨシオリくんは、コミュニティに対する感謝から話をしていることに感動しました。あえていつも呼んでいる呼び方で、ぱんちゃんと書きますけれど、ぱんちゃんはデブサミ2010の講演の中で「デブサミに返しに来た」と言っていました。ヨシオリくんは、「3周目」だと言っていました。それは、1周目、2周目の人への感謝と、3周目を一緒に走ろうとか、4周目もあるんじゃないの?という呼びかけだと思います。二人は、コミュニティに感謝をしているからこそ、返しに来たり、呼びかけたりしているのだと思いました。デブサミは、残念ながら今のところ、いろいろな制約があり、来ないと聞けないイベントです。たくさんの人に、その二人の思いを聞いていただけたらと思っていたたし、何より私がちゃんと聞きたかったので、このイベントの企画を頂いたときは、本当に嬉しかった!
何かの手違いでピザが来なくなったり、ぱんちゃんがお仕事が押して講演に出れなくなったり等々、ハプニングもあったのですが、そんなことも飲み込んでしまった場でした。流れの中で、yattomさんに突然登壇して頂いて、ポーカーゲームのデモや質疑応答の時間ができたり、ヨシオリ君のLTがあったりと、臨機応変な感じがとっても楽しかった。個人的には、ヨシオリくんって本当にいい人だなあと講演を聴いてしみじみ思ったことと、「おやつ神社」のアイディア、私だけがXP本を気持ち悪いと思っていたわけじゃないということ(w、「大きなものは、判断がつく小さなサイズにする」ことを、実例を交えて話してもらったことで、やっとピンと来たことが収穫でした。
ぱんちゃんが忙しそうなので、デブサミの音声の公開のOKを戴いていたことを思い出し、こちらを公開することで、雰囲気を伝えられたらと思います。公開できたらご連絡します!
Agile 2.0は、川口さんとDevLOVEで盛り上がったことでできた突発イベントなのですが、次があるのでしょうか?とにかく、スタッフの皆さんのさささーっとやってくれるホスピタリティの高さが、本当に気持ちいい時間なので、またこのメンバーで何かできたらなあと思いましたし、なにより、突然、コミュニティ活動を爆発的にやっている川口さんは何者???という疑問がまたふつふつと湧いてきたので、是非、今度は彼に、コミュニテイの話を話て欲しいと思いました。
とにかくとにかく、場の温かさに支えられた時間でした。ありがとうございました!
●ヨシオリくんのセッション
http://www.ustream.tv/recorded/5466623
●ヨシオリくんのLT
http://www.ustream.tv/recorded/5467487
●yattom さんプランニングポーカー
http://www.ustream.tv/recorded/5467284
●前説のUST
http://www.ustream.tv/recorded/5466548
●前説のPPT