江青日誌

夢は野山を駆け巡る

テレビ朝日の策略にはまって

テレビ朝日の策略にはまって、『愛と死を見つめて』の第1回を始めから終わりまで見てしまいました。原作を読んだのは、大学時代だったか高校時代だったか覚えていませんが、母の本棚にありました。年代的には、登場人物と世代が近かったのにもかかわらず、現実にあった話というよりも、自分より前の世代の美しい恋物語的な印象でした。どちらかというと、みこよりもまこの蒼さを感じつつ読んだ思い出があります。
テレビをつけるとたまたま流れている番宣を、広末良子の復帰後の威力がどんなものなのか、自分なりに見定めるつもりで見ていました。広末良子恐るべし、まんまと壷にはまり、どんどんドラマが見たくなってしまいました。
ドラマは実は好きじゃなく、ロンバケも、あすなろ白書も、渡る世間は鬼ばかりも、韓流ドラマも、見たことがない人間なのですが、自分が歳をとったからでしょうか?今回に関しては、生きていくことの壮絶さと、人を愛する切なさに、ぐっと来てしまいました。
こんなまとめ方をするのは、頭がよくないと思いますが、人間って本当に素晴らしいと思いました。人によって傷つくことも多々ある一方で、人に感動し、人によって生かされるというそういうつまらない日常の積み重ねの上に、二人の信頼や愛が深まっていくことに、心が震えました。
明日はどうなってしまうのでしょうか?結論は知っているだけに、逆に、展開がとっても気になります。どきどきどき。