江青日誌

夢は野山を駆け巡る

プログラミング梁山泊「RubyKaigi2008」に参加してきました

1日目はつくばで、2日目はゆーすとで参加させてもらいました。場所は、緑豊かな敷地に建つ新しい会場。余裕のある作りで、建物の中に居るんだけど、ヨガをやっているような体が自然にのびる感じでした。あ、なんとなく、海外のカンファレンスぽかったかも。あれで、お菓子(なぜかアメリカのカンファレンスって甘いものが出ませんか?)があれば、ばっちりそんな雰囲気だったかもしれないですね。
高橋会長の開会の辞で「今年のテーマは多様性」ということをテーマにしているという話が合った後、Rubyの言語としてのコアの話から始まり、実際のプロジェクトの中での苦労話やアイディアの数々に、笑ったり、涙したりしながら、純粋に楽しく聞かせていただきました。プログラムの質が高い!懇親会では、Ruby界に衣替えした人たちに何人か遭遇しましたが、その前のドメインに居るときより若々しくて、眉間のしわが無くなっていて安心しました。Ruby界に参入してきたおじさんから、そもそもの正しい理系男子達の集団のたたづまいやら、なんやらかんやらいろいろ人間観察&名刺交換できました。
1日目は、3月にうちの会社を辞めたid:mohriとほぼ一緒の行動をしていました。彼とは、歳も一つしか違わないしほぼ同期入社。弊社にインターネットをもたらしてくれた人でもあり、彼の一言で会社の政策を変えさせたすごい人。仕事が全然違うジャンルだったので、会社が大きくなるにつれて話をする機会が無くなって行き、話を聞くことができないままでした。今回ほぼ1日一緒に行動することで、なんとなく会社を去ることにした理由や、彼が何をしようとしているのかの片鱗を聞くことができ、私の中のなんとなく遠慮していた気持ちを溶かしてもらえた機会にもなりました。
YAPCで一緒だったスタッフの人たちにも何人か再会できて、たった1ヶ月前なのに、懐かしくうれしかったです
YAPCの時にも感じましたが、RubyKaigiを受講者もスタッフも本当に楽しみにしているんだなあと思いました。その思いが、いいカンファレンスにしようという雰囲気(しかもゆるーい)を生み出し、参加する方も空気を読んで、面倒なことを起さないので、いい循環になっていると思いました。まさに梁山泊な感じで、一受講者としてとっても楽しく参加させていただきました。
明日から日常が始まるんで、関係者の方々は本当に大変だと思いますけど、疲れをいやしていただきつつ、また、面白いこと試みを味合わせてもらえればと思います。ありがとうございました!