江青日誌

夢は野山を駆け巡る

新しいチャレンジをする勇気をもらった

人生では、後から考えて、あれは、そういう ことだったのか、あれが契機だったのかと思うことがある。 私にとっては、7月のとある日のことが、それだった。

TIS版デブサミというプロジェクトがあることは、風の噂で知っていました。そんなうれしい企画をやっている人はどんな人なんだろうと思いながら、忙しさにかまけてコンタクトを取ることもなく、きっとそのうちどこかでお会いするだろうという感じで、積極的にこちらから会おうとしていませんでした。その首謀者がid:papanda0806さんであることは、彼のブログで認識していました。
その後、彼の書いたデブサミ2008のブログエントリーに「デブサミに育ててもらったようなものだ」と書いておきながら「もうデブサミには行かないと思う」と書かれていました。これは、耳が痛くても聞かねばならないと思って、コンタクトを取りお会いすることに。でも、あまりにショックなことを言われると、きっと数ヶ月立ち直れないので、どんな方なのか事前に人となりがわかると良いなと思っていたところに、自転車ツアーの話があり、これは一挙両得だ!と思って参加したわけです(苦笑
お会いした印象は、これからが楽しみな雄ライオンと言った感じ。熱いハートと、意思を感じられる人。こういう人が、出した結論はしょうがないなあと思いながら、その日はデブサミの話しはぜず、自転車ツアーは楽しく終了。
数日後に、コンテンツ委員の河村さんと共に彼と会いました。まず、どんなつもりでデブサミをやっているのかをまとめた、1000speakersの私の発表を聞いてもらい*1、その後、彼が、なぜTIS版デブサミをやるにいたったか、XP祭りで発表したプレゼンを聞きました。彼は、デブサミの企画書を見たこともなければ、1000speakersの発表を見ていないにも拘らず、驚いたことに骨子はほとんどデブサミとイコールでした。なんなんでしょう。人には、本当に思いが伝播することを実感しました。言葉がありませんでした。
その一方で、きっと、今、彼と会ったことに、何かの意味があると思っています。それは一体なんなのか?まだ、正直見えていません。でも、何か彼の力を借りて、なしえたいと思いました。そうすることで、きっと、お互いに次が見えてくる気がしました。