江青日誌

夢は野山を駆け巡る

夏サミ2012と関西デブサミ2012終了の御礼と11回目のデブサミ「デブサミ2013」仕込み開始のお知らせ

夏のデブサミシリーズ、昨日のデブサミ関西を持って無事終了しました。
私は、沢山の人がその人なりに楽しそうにしているさまを見るのがとても好きです。場を共有しているだけ、みんな同じじゃなくていいのです。そういう意味では、マラソンを走っている時の気分もそんな感じで、沢山の人達と一緒に走っているんだけど、目標タイムもゴールも別々で、走る、走る、走る、、そういう空間に身をおくのをとても心地よく思うタイプです。
デブサミもそんな場にしたいと思っていつも作っています。主催者側がゴールを提示するのではなく、参加して下さった方が、自分なりのデブサミの楽しみ方を見つけて楽しんでもらうような場になるといいなと思いながら、日数限定の遊園地を作るように、デベロッパーの祭を作っている(つもり)です。まだまだですけど(苦笑。
今回の2つの夏のデブサミは、私にとっては10回目のデブサミの後でもあり、今までとは嗜好をちょっと変えて臨みました。デブサミのコンセプトが、なんとなく「黒船がくるぞー」と叫んでいるだけに自分自身が思える時もあり、夏サミは「企業に提案するIT」「生み出すことを提示する」ことをやってみたいと思って取り組みました。デブサミで人気のあったもののアンコールセッションで構成した昨年のデブサミ関西は、受講者アンケートによると満足度はとても高く、今年もそのスタイルでやっても良かったのですが、関西ならではのオリジナリティを出したいと関西在住の方々からのお申し出があり、関西の方々と実行委員会を作り、東京から講師の方に出て頂くセッションと関西から選出のセッションの構成で臨みました。Twitterやリアルで聞かせて頂いた感想などを見ると、基調講演の及川さんが圧倒的なパワーで持っていったことを除けば、それなりに刺さったものがばらついていて「たくさん人がいて、それぞれバラバラに楽しい」場に一歩近づけたのかなあと勝手ながら感じております。それはきっと、何やるのかろくすっぽ説明もしていないのに、実行委員に手を上げて下さった、中村 洋さん、西 丈善さん、東 秀和さん、前川直也さん、まっちゃだいふくさん、眞鍋 忠喜さん、山口 あゆみ (はなずきん) さん、吉池 裕さん、能丸 耕太郎さん、久保 明さんが醸しだしてくれたフレーバーのおかげですね。きっと。来年、デブサミ関西をやれるのであれば、もっと関西なりのグルーブ感を出したい!とか、是非関西のIT企業の皆様、関西在住のITエンジニアを知的に応援するべく、今年のケイ・オプティコムさんのようにデブサミ関西のスポンサーになって頂きたいなあなとと、妄想を膨らせたりなんかしなから、このエントリーをしたためておりますw
しかし、夏サミもデブサミ関西でも、感じたことですが、デベロッパーの方々は、なんであんなに真面目でいい人たちが多いのでしょうか?そういう人達に囲まれた場にいた事で、私自身、体力的にはめっちゃ疲れましたけれども、精神的にはとても癒されました。来て下さった方、携わって下さった夏サミ&関西デブサミの実行委員の方々、スピーカーの方々、コミュニティの方々、スポンサーの方々、スタッフの方々、応援して下さった方々に、心から御礼申し上げます。ヘタレな私を支えてくれている会社の仲間や旦那様にも感謝です。本当に、なんと言葉をかけていいかどうかわからないぐらいに感謝してます。直接言うのは恥ずかしいので、ここに書いておきます(恥)いつも、ありがとうございます!
これから、11回目のデブサミの仕込みを本格的に開始します。「あれ、10回でやめるんじゃなかったの?」と思われる方もたくさんいると思います。私自身がそのセリフを言いたい!です。再起動のきっかけは、デブサミ10thの最後のセッションで行った10周年コラボパーディで、終了宣言をするつもりが、逆に圧に負け、続ける宣言を受け入れざるを得なくなったためなのですが、それを自分なりに肯定的に受け入れるまで、正直しばし時間がかかりました。自分なりに腑に落ちたのは、フランクルの『夜と霧』を読み「社会から求められていること、待ってくれていることをやる」のが、自分の役割なんじゃないか?引いては企業なりその団体の役割なんじゃないか?と思ったところが大きいように思います。
というわけで、11回目のデブサミもやることになりました。せっかくなので、今までのデブサミよりもいいものにしたいし、それに挑みたいと思います。デブサミ第2章と呼ぼうと思います。そんなわけで、11回目のデブサミのことはおいおい、どこかでお話させていただきたいと思います。というか、みなさま、呼んでください!喋ります!
とりあえず、今は、デブサミ関西2012の終了の余韻を体に感じつつ、お江戸に戻ります。本当にありがとうございました!*1

*1:ちなみにこのエントリーはテレビ大阪を見ながら書いてますw

*2:相変わらず id:kamatamadai が黙々とまとめてくれてます。彼とリアルで会えたのもデブサミ関西の嬉しかったことの一つでした