「佐藤可士和展」に行って来た
佐藤可士和展に行って来た
佐藤可士和さん!恥ずかしながら「博報堂をやめてクリエイティブディレクターとして独立した人」「デザイン界のスゴイ人」「 検索すると目力の強い写真がたくさん出てくる人」 ぐらいしかイメージを持っていなかったのですが、 佐藤可士和さんの作品の展示、展示会の取り組み、どちらも素直に面白かったです
事前予約制
コロナ時代の美術館のお約束、 事前予約制。
私は、平日12:00-13:00の回を購入したのですが、14: 00ぐらいから長蛇の列だったので、 朝の時間に行かれることをお勧めします
見た目、私が最高年齢層に思えるほど、 オシャレな若者たちに取り囲まれての観覧でした
鑑賞を楽しむためのしかけ
・写真撮影はOK、動画撮影はNG
・自分のスマホでQRコードを読み込むと、 佐藤可士和氏ご本人やナレーターが解説してくれるサービスあり
・記念撮影できるゾーンもあり( 何と記念撮影出来るかは行ってのお楽しみ
色と線が楽しかった!
ロゴ、映像、立体、 グラフィックスすべてのジャンルの可士和さんの作品をインスタレーションしつつ 、鑑賞する行為そのものもさりげなく今風にデザインされてて憎い演出でした
広告の世界からブランディングまで仕事の幅を広げて、消費者の心を動かすものを届けけるために、ご本人がどういう思考を重ねて作られたのか耳元でお話を聞きつつ、圧倒的な色と線に溺れそうになりながら、 彼のアウトプットの経年変化を楽しみました
何より「線が美しい」と言って作品を作ってきた彼が、時を経て、 アーティストとして、 円や偶然の美からも、ものを生み出そうとしている様にグッと来まし た
50代の心境から生まれるものなんでしょうか?
30年周期ということで、次は80代で個展やってほしいですね
良いものを見せて頂きました。関係者の皆様、ありがとうございました
『世界一やさしい読書習慣定着メソッド』を読んで、本を読む喜びを再認識した。
・熟読し、書かれていることのすべてを頭に叩き込まなければならないという意識を捨てる・速読のプレッシャーから逃れる・誰かの読書体験の成功例は参考程度でいい・読書で「自分だけの価値観を作る」・"どうしても読めない本"はとりあえず寝かす・ネガティブなムードからは何も生まれない・「選曲」するように本を選ぼう・「言葉にできない」漠然とした感覚も大事にしていい
二十歳の時に、成田空港で検疫に引っかかり強制入院したワタシが通ります
コロナ入院拒否に懲役や罰金想定 政府、感染症法改正で | 共同通信
新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けについて、現在の暫定的な「指定感染症」から、実施できる措置が最も多い「新型インフルエンザ等感染症」に分類する方向で政府が感染症法の改正を検討していることが12日、分かった。自民党会合で案を示した。 入院勧告や就業制限、建物の封鎖といった現状と同等の幅広い対策が当面維持される。新型コロナの流行が終息し、何年か後に再流行した場合にも適用可能となる。ただ、国民の大半が免疫を獲得して危険性が下がったと判断したら、対策の在り方を見直す。
30年前の法定伝染病の扱い
20歳の時に、初海外旅行で、インドに5週間バックパッカー女2人旅をしました。
友人は1週間でホームシックにかかり、部屋から出なくなってしまいましたが、私は、見るもの見るもの新鮮で、朝から夕方まで、ガンジス川とそこにいる人々を見ていました。インドには世界中にあるものが全部あるように思えて。
そんなとき、一人のおばさんが、沐浴を一緒にやろうとジェスチャーで声をかけてくれました。「ガンジス川に入るのは抵抗があるなあ」と思ったのですが、彼らからすれば、最高の宗教的行為なわけで、恐る恐る肩まで入ったら、なんだか気持ちよくなってしまって、ガンジス川で泳いでしまいましたとさ
次の日から、ずっとお腹が下ってしまい。。。。成田空港についたとき、「具合が悪い人はこちら」の看板に素直に従い、検疫を受けました。それから先なにが起こるかも知らずに。。。。
3日後に、保健所から電話が来「赤痢に感染しているので、そこから動かないでください。法定伝染病ですので、最低でも2週間、隔離させていただきます」とのこと。
とりあえず、家族と友人に電話をして現状を話したところで、保健所が来ました。私の席だけ後ろ向きで窓には鉄格子の車で、鉄格子のある伝染病棟へ運ばれました。アパートの部屋は消毒、この間、私と一緒に食事をした人たちも1週間程度自粛を命じられたそうです。
当時の医療ではすでに赤痢は、風邪並みのインパクトで、法定伝染病ではないインフルエンザよりエイズやB型肝炎の方が、感染ると怖いと看護婦さんがおっしゃってくださいました。私が触ったものは1日消毒されて、外に出るという徹底ぶり。2週間隔離後、再検査して白だったので、退院となりました。しばらく、大学に行っても、みんなからニヒルな対応をされたことを思い出しますw
なお、伝染病予防法は1998年に廃止され新たに「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」が制定されたため、現在は法定伝染病といえばもっぱら家畜伝染病予防法に定められた家畜伝染病を指すそうです。*1
今回の措置は?
前説はこのぐらいにして、ここ最近の「政府、入院拒否のコロナ感染者に懲役刑想定」との報道は、国民の忖度に任せていた対応から、少し踏み込み、指定伝染病的な扱いにするということでしょうか。
最後に、これが施行されれば、医療機関のみなさまの負担も一時的に上がると思われるのですが、そちらの対応もぜひ、セットでお願いしたいところです。(もちろん、もう考えていると思われますが)
とにかく、みなさまの心身の健康を、心よりお祈りいたします!
写真は、30年前のカルカッタの路地のカレー屋さんで撮りました。
旅するAgile本箱の貸出期間を1ヶ月→3ヶ月に延長、個人貸出もOKに!
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なお、本プロジェクトを立ち上げる際に、アギレルゴコンサルティング株式会社さまよりスポンサーしていただきました。心より御礼申し上げます
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2020年11~12月は『縄文時代』にハマる
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくおねがいします
世捨て人のように、11月12月も、散歩と本に明け暮れていました。
散歩中に、我が家の周りが、縄文時代の遺跡だらけだということに気が付きました。歩いていると、遺跡の看板がたくさん出てくるので、今まで全く興味がなく、知識ももちろんない縄文時代に興味を持ちはじめ、子ども向けの本から読み始めました。特に、石ノ森章太郎先生のマンガ日本の歴史シリースの中がわかりやすかったです。ちょうど、時を同じくして、新装刊でシリーズ再投入されたので、そちらも楽しみになりました。縄文時代は、その後の時代と違い、人々が平等だったらしい(埋葬から想定)。なぜ、そんな事ができえたのか、本を読み続けていきたいと思います
縄文時代の遺跡というと三内丸山遺跡が有名ですが、岩手にもきれいに復元された遺跡があったので、コロナが収束したらぜひ行きたいと思いました。ホームページがきれいで癒やされるので、ぜひ飛んでみてください!
青森の縄文時代がどれだけワクワクしていたのか、本として伝えたい気持ちが本によく出ていると思った。特に写真が美しかった。
2020年10月に読んだ本
2020年秋、体調を壊しお医者様から休職するようにと言われ、自宅静養をした。おかげで、ちょっとだけ、コンピュータの前に座れるようになった。社会活動を突然お休みしたことで、ご迷惑をかけた方々に、お詫びを申し上げたいと思います。どうもすみませんでした。
この間、散歩と読書をしてましたので、1ヶ月何を読んだか、リハビリも兼ねて書いてみます。選書の参考になれば幸いです。
今月読んだ本の中で一番衝撃を受けたのは『コンビニ人間 (文春文庫)』。読んだことがある方に、感想を是非聴きたいと思っているので、読んで話しても良い方もあれば、Twitterでメンションいただけると嬉しいです(笑。同じ作者である村上沙弥香の『しろいろの街の、その骨の体温の』も、頭でっかち故に中学時代をこじらせ、まだその気持を浄化できてない人にぜひ読んでいただきたい。根性焼きになるかもだけど、読後感は清涼であろうと思うので、レコメンドします。
芥川賞をとった『破局』と『首里の馬』を読みましたが、『首里の馬』は何が良いのか正直わからなかった。遠野遥さんの芥川賞の会見記者会見をYouTubeでみた。Web記事で読んだ時に、記者の質問に対してツンデレで答えている人の印象だったけれど、インタビュアーの質問がわけわかめに対して、彼なりに誠実に答えようとしていたのが目に取れた。その後、BUCK-TICKの櫻井さんの息子さんだったことが判明し、持っているなあと思ったことと、彼のような場の空気感を保つ人が、ある一定層、この世代にいる気がした。世代を理解するという意味でも『破局』『改良』2作読んだ。
結論からすると、一般人として生活している人の中にある「異常」さ、自分すらも客観視している目、そして、サラサラした文章で読みでいて楽しい時間だった。次回作がどう出てくるのか、ますます楽しみになった。
あとは村上春樹をなめて読んだ。最近は、布団に入って電書で読むというスタイルで読んでいるので、紙の本は読みづらい。村上春樹は、新潮社がほとんど紙でしか出していないので、読めない。が、これはこれで筋の通った考え方であるとわかっていても、いちユーザーの立場ではむむむな気持ちだ。
オトバンクのオーディオブックで、散歩の時に『仕事に効く教養としての「世界史」』『風立ちぬ・美しい村・麦藁帽子 (角川文庫)』聞き終えた。多分、本だと読みきれなかったと思う。こういう味わい方もあっていい。
漫画、どの方の本も、読んだことがなかったのですが、外れなくてとても幸せでした。
勉強として、漫画などで医療関係の本を読んだ。矢崎九段のうつの本の中で、お兄さんである精神科医の方が「医者は助けてくれるだけだ。自分自身がうつを治すんだ」とおっしゃっていてぐっと来た。しかし、あとから出た他社本のほうができが良いと悔しいなあ。